『IBM NetVista A40』のその後(その3)
エアコンが故障し室内がうだる程暑い中
ビスタたんの熱暴走に悩まされる!
仮処理は、行ったが風量が少なく心持たない。
と言う訳で
熱暴走対策だぁ~!
どうしたら冷却できるか検討してみた。
本体内部にファンを設置できれば良いのだが…。
キツキツにパーツを密集させてあるのでCPU側で
ファンを取り付ける余地が無い…。
PCIを利用したファンは、どうかというと…
PCIコネクタを利用した排気ファンは、有るのだが
構造上CPUや電源の排熱をケース内に吸い込む形になるので
出来れば、PCIコネクタを利用した吸気ファンが欲しいのだが
探しても無かった…。
排気用の電源を逆転しても単純に吸気になるとは、限らないし
風量が期待する程は、無さそう…。
自作して何とか…
とも考えたがPCIビデオカードを増設しているので
内部にスペースが無い。
また、消費電気容量をオーバーしていると地道に基盤や電源に
ダメージを与えたりして長生きできない…。
…『今更』…と言う言葉が頭を掠める…。(笑)
結論として、外部電源で外部排気が良いだろうと判断。
これなら内部に取り付ける悩みが無くなる。
・設置は、置くだけの手軽さ。
・外部電源で内部電源に影響を与えない。
・厚い大口径ファンを選択できる。
・風量も思いのまま。
と言う訳で材料を秋葉原で調達!
『あきは~ばら♪あきは~ばら♪店長さんのお使いにゃ♪』
などと歌いながら炎天下を彷徨う事、数時間…。
でゲットしたのがこれ!
・ADDA社製の80ミリ角高速可変速ファン
ファンコントロールボリューム付
CF-80VR
回転数 :1100~3000rpm
最大風量:12.4~38.6CFM
(風量が大きいのを選択。)
・ACアダプタ
TV-TEL用ACアダプター
入力:AC100V 60VA
出力:DC-12V 2.5A
99年4月製<チョット古いかも…。
・電源コード(元々持っていたやつ)
ファンの風量の感じは、ヘアードライヤー並。
これなら内部の空気をガンガン排気してくれるので
排熱に期待ができる。
ファンに関しては、露出しているので光物も考えたが
目の前でペカペカされては、気が散るので却下!(笑)
外部に付けるのでファンは、最大90ミリと言った所だろう。
でも何となく80ミリをチョイス!
本当は、90ミリを買うつもりで間違えた…(泣)
でも結果的には、良かったりして…。
DC12Vの2.5Aで900円は、破格に安い。(中古だけど…)
アンペアが上がると途端に高くなる。(中古でも…)
このクラスアンペアだと中古で3千円ぐらい。(探し回った…)
まあ、安いのには理由があったりするが…。
実は、コネクタの大きさがチョット半端でそのまま使用できないらしい。
実際かなりデカイのだが、コネクタをぶっちして新しいコネクタを
ガスッとする人には安くて良い買い物になる!
…かもしれない。
気になる人は、ラジオ会館1Fモトカ電気で漁ってみて♪
男の工作開始!
ACアダプタの先を12V4Pコネクタに変更!
ファンに付いていた変換ケーブルを利用する。
切って
剥いて
半田付けして
自着性ふしぎテープでグルグル巻きにした。
一応これでファンが回せるのだが…
単に乗っけただけだとファンの半分が塞がって勿体無いのと
更に効果的に排気するためにエアーチャンバーを作成。
丁度良いのがファンの入っていたプラスチックケース。
チョット加工してエアーチャンバーにするだす!
実際おあつらい向きの大きさだったりする。
フック部分を切り取り、切り取り線を付ける。
透明だと写真にしたとき見辛いなぁ~。
切り取り線に沿って穴を開けファンを両面テープで貼り付ける。
80ミリ角買って良かった…。(笑)
完成!
取り付けてみと、こんな感じになった♪
思った以上に良い出来で大満足♪
風量は、最大に設定して電源ON!
ファンの風切り音は、結構あるが会社なら気にならない程度。
気になるのなら抵抗値を変更して回転数を落せば良い。
CPU温度は、アイドリング時に33℃とかなり低い。
エアコンの修理が無事完了して室内温度27℃と言うのが
かなり影響しているだろう…。(笑)
ウイルスバスター2007でウイルスチェックを
かけながら作業をしてみて負荷によって温度がどうなるか観察。
59℃まで行くが60℃まで達しない。
その時にケース触ってもあまり熱くなっていない。
熱暴走の際には、CPUを中心にケースがかなり熱くなるのだが…。
マザーボードとHDDの温度計は、36~39℃辺りで安定している。
十分な効果を確認!
二千円をかけただけの効果は、あったようだ。
もうこれでビスタたんに手を入れる必要は無いだろう…。
教訓!まずは、エアコンを入れよう!(笑)
| 固定リンク
コメント