モニターの調子が悪い…(その2)
結局、開いてみたが具合が悪いのは直らず…
でもうちょい本格的にチョコチョコっといじってみた。
アンテナコネクタ部分をいじると映像が出たり出なかったり…。
この部分を押してもなる所からコネクタじゃなく
基盤上の何かが断線しているものと思われる…。
どの辺りが断線しているか詳しく知るためにカバーを外して
電源を入れて木の棒で軽く叩いたり押したりしてみる。
そうすると奥の立ててある基盤を叩いた時に反応する。
構造的に力学的負荷がかかりそう…。
この接合部分を確認するには、コネクタを全部外して
基盤を外に出すしかないので分解してみた。
※コネクタに止め爪が付いていている。
そのまま引っぱっただけでは外れないので注意!
基盤に『MICON』とか『AUDIO』とか書いてある。
マイコンってMC68000のCPUが付いているみたい…。
よくよく見ると問題の基盤は、半田付けで立ててある…。
普通コネクタを介さないか?
ともかく良く確認してみる。
立てた基盤の方は、緻密で均一な半田付けで機械がやったみたい。
なんせ手作業にしては、半田付けの部分が小さく細かすぎます…。
接続部分の方が手で付けたみたいなので、
そちらの半田を付け直してみる。
どうやら3箇所ぐらい半田が剥離していた見たい…。
見直して付け直してをもう充分と思うぐらい繰り返す。
納得したら元の場所に戻す。
勿論戻す前に掃除をしておく。
念の為接点復活剤を付けてコネクタを戻す。
…一本何処に付けて良いかちょっと迷った…。
※接続数があるので写真を取っておくと良いかも。
何度もコネクタを確認してカバーを開けたままで
電源を入れて問題の基盤を叩いたり押したりしてみる。
作業前の不具合が起きず直ったのが確認できた。
もう一度コネクタを確認してカバーを戻す。
この時コネクター一本抜けていたのを確認…。(汗)
完全に組み立ててから再度問題があった所を押しても
不具合が発生しないのを確認。
直って良かったぁ~♪
PS.
前の分解した時の写真を検分すると…
本当は、基盤の横に通らなくてはならないコードが上に通っている。
本来は、緑の線に沿わなければならない。
非常にぎりぎりで設計してあるためにこのコードが
ケースと基盤に挟まれる形になって問題の基盤に
テンションを与え続けたために半田の剥離が起きたようだ。
と言う訳で組み立てミスと言えるかも…。
同様な事は、PCでも結構あったりする。
ケーブル回しが不十分なためテンションが掛かっていると
コネクタが抜けるなどなど…。
勿論、今回の組み立て時には、緑色の線にコードを
回しましたとも!
これにて一件落着!
| 固定リンク
コメント