中野の『平和の森公園』
中野の『平和の森公園』へ行ってみました。
何でこんな名前の公園があるのかと思いきや
どうやら『国際平和年』等から取ったらしい。
何でも中野区は、『憲法擁護・非核都市の宣言』を
しているそうだ。
その公園事務所内に『平和資料展示室』があり
狭い展示室内の展示品は、妙に生々しく感じられる。
何故か、当時の国債や株券から展示が始まっている。
現在も有効なのだろうか?
焼夷弾の破片や変形したガラス、遺書などが展示してある。
中央にはついたてがあり、当時の動物園で動物に起きた
災いの様子を物語る写真と説明文を展示されている。
この手の話には、グット来るものが…。
展示品の中に陶器製容器の「防衛食」なるものが展示されていた。
蓋に「特許真空容器 矢印のくぼみを釘でつくと蓋が取れます」と
書いてあり説明書きには…
「大戦前後には、鉄の供出により缶詰などが作れなくなり
その代わりにこのような陶製の保存食が作成された」とか…。
その製造過程にかなり興味が出た。
どうやって真空にしたのか?
密閉度はどの程度で、どの位保存できたのか?
などなど…。
飛行服(特攻服?)も展示されていて
布地そのものは、今でも使えそうですが縫製がかなり雑…。
かなり切羽詰っていた頃の物なのでしょうか…?
VTRも用意してありましたが時間が掛かりそうなのでパス。
この次に来た時には、見てみるか。
公園内を散策するとここにも遺跡が!
弥生時代後期 復元住居
この公園の下には、弥生時代の大規模な住居跡があり
『平和の森公園北遺跡』と命名されているそうだ。
ざっと概要を書くと元々中野刑務所なのだが
現在矯正会館となって敷地の殆どは
東京都下水道局中野水再生センターになっている。
地下に再生施設があり上部が『平和の森公園』と
なっている。
よもや、この回りの地下にデカイ施設があるとは
散歩している人も遊んでいる人も知るまい。
ってデカイ看板がありますが…。
中野刑務所正門跡
煉瓦造りの重厚な作りですが…
何故に窪地?
ともかく公園は、広いです。(笑)
場所場所に遊戯場やストレッチ用の器具が設置され
内の近所にも欲しいです。
アド街で紹介されていた飛行機おじさんが
飛行機飛ばしていました♪
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