仕事でデバッグ用のPCをどうするか悩んでいる時に
後ろの奴が使用しないノートPCを貸してくれるとの事。
でもこのノート、ファンがあまりにも
五月蝿いので使わなくなったそうだ。
出来れば油でも注して静かにして欲しいとの事。
しかも既に自分で分解して組み立て際に
ネジが2つ余ったそうだ…。(汗)
で、借りたのがこれ!
SONY VAIO VGN-SZ55B
おお!スゲージャン!
後顧の憂いは、嫌なんで…
持ち帰ってファンが『カラカラ』って
音がするのを確認して即行で分解開始!
検索すると分解記事が見つかるって教えてもらったので
検索して見付けたのだがここ。
『PC分解web:■VGN-SZ70B (PCG-6J1N) sony vaio』
分解するのに凄くヒントになって助かったよ!
これを参考に分解開始。
今回、人様のだし余った2つのネジの
場所を見付けるのも目的だし、
って事で重々慎重に開始である!
まずは、4箇所と思ったら…
最初の余ったネジが長さ違いから嵌らなかったのが判明。
一個は、判明した。
今回ネジの場所には、テープを張って場所を明確にする事で
間違い無くネジを嵌めるよう工夫。
ネジは、グループ毎に袋に入れ混じらないようにも工夫。
キーボードを外すのに二箇所の爪を外す。
この爪、バネ仕掛けなので簡単に引っ込む。
爪を引っ込めながら手前に引っ張る。
上部2隅が引っかかるようになっているので注意。
キーボードを外し接続されているフィルムケーブルは
フックを引っ張る事でロックを外せる。
この辺は、壊すつもりで力任せに
引っ張ったりしないと分からないかも…。
実は、コネクタによってロックの仕方も異なるので厄介。
リストレストの部分のネジを外す。
ぎゃあ!ネジの一つが山潰れている!
後ろの奴、やっちまったな…。(笑)
残念ながら手持ちに都合の良いネジが無い…。
対策は、後で考えよう…。
タッチパネルのフィルムケーブルコネクタは
ロックは、回転させて外す。
こんな風にロック方法が異なったりする。
ロックの外し方は、悩むなぁ~。
ちなみに下のフィルムケーブルは、
ロックが無いので引っこ抜く。
兎も角、リストレストの部分が外れた。
ここまで来て、『ファンをまともに外すのは無理!』
って結論になった。
ケーブルからヒートパイプなどを外す必要がある。
はっきり言ってリスクが大き過ぎると判断です。
ファン対策は、別な方法を考えよう。
さて、もう一つのネジだがどう考えてもここしか無い!
それは、赤い丸の所。
でも何かがねじ山をふさいでいる。
何とかするには、ヒンジカバー部分を分解するしかない。
始め爪だけで固定されていると思ったが
どうも奥の方で何かで固定されいる。
裏から見るとネジが有ったのでネジを外すと無事外れた。
紫の丸の部分。
ほう、こんな所にスピーカーが有ったのね。
で、ネジ穴が塞がっていた所は…
ぎゃぁ~~~~!!!
フラットケーブルがネジの所に挟まってるよ!
しかも、液晶の信号線ジャン!!!(汗)
どのようにこのケーブルが引かれるのが正しいんだ?
…
このケーブルは、立てて置くのだと気が付いた。
閉める時に覗いてキチンと立っているか確認。
ネジ穴が塞がっていないのを確認。
スイッチがキチンと動く事を確認。
…この部分は、外さないのが吉だと思った…。
ちなみにここまで分解して基盤を抑える
パーツを外すには、ヒンジを固定している部分も
何もかも外さなくてはならないのを確認。
やっぱ、無理だわ…。
ここで、液晶の信号線が欠損していないか
電源を入れて確認。
無事だった…。
かなりホッとした…。
赤丸の所のケーブルをキチンと押し込もう。
この時にファンが『カラカラ』音がするのを確認。
ファンは、別な方法を考えるとして
ガンガン組み立てて行く!
あ!
潰れたネジ!
…
兎も角、ねじ山らしき物を作ろう!
木に穴を開け、ネジを刺し、マイナスを刻む!
で、ネジを締めて電源を入れキチンと
接続されているか確認をする。
マウスポインタがキチンと動くか。
また、指紋認識が出来るを確認する。
大丈夫なら、キーボードをはめる。
電源を入れキーボードがキチンと動作するか確認。
無事動くのを確認して…
完成!(汗)
…
さて、ファンの異音だが…
CPU周りのカバーを外し
そっからCRC5-56をぶち込む!
CRC5-56の浸透力に期待!
駄目でもここからなら簡単に注せるので
工夫次第で何とかなるのでは?
取り合えず音が小さくなったと思うけど…。
暫く使ってみて様子を見よう…。
2010年11月5日追記----------------
CRC5-56をぶち込んで
そのまま逆さまにして一晩放置したら
劇的に静かになったよ。
出来れば軸受けにグリースを塗りたいが
そこまでやるにはモーターを取り出さないと無理!
そしてそれをやるにはリスクが高すぎる。
でも、この手ならCPUクーラーの
蓋を外して吹きかけるだけなので
誰でも出来るとのでは?
かけ過ぎには、注意したとしても
本体を分解せずに安全に出来るので
はるかにマシだと思うぞ。
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