リコーの複合機でスキャナー設定時に『ネットワーク参照』を選択すると『送信先との接続に失敗しました。』と表示され参照できない…。
『リコー』の複合機でスキャナー結果をPCへ直接転送する時
ネットワークを参照するため『ネットワーク参照』を選択する。
すると『送信先との接続に失敗しました。』て…。
>送信先との接続に失敗しました。
>設定を確認してください。
>
>入力されたパス名が正しくないか、ファイア
>ウォールなどのセキュリティによって
>ネットワークへの接続がブロックされている
>可能性があります。
…
何で?
訳が分からん!
ネットワークが参照ができないなら別なエラーメッセージでは無いか?
…
途方に暮れたが…
所が意外な所から糸口を得た。
それは、『net view』コマンド!
『ウインドウズボタン』でメニューを表示。
『Windows システムツール>コマンドプロンプト』を選択。
ここに『net view』と入力する。
すると現在ネットワークに参加しているPCの一覧が表示される。
所が、障害が出ているときには…
>>net view
>システム エラー 6118 が発生しました。
>
>このワークグループのサーバー一覧を現在、利用できません。
と表示されている。
つまり、リコーの複合機の『ネットワーク参照』は、
ウインドウズの『net view』機能を利用しているらしい。
で、こっから原因と対応方法が分かった。
『net view』は、マスターブラウズからPCリストを取得する。
つまり、マスターブラウズが正常に動作していない。
で、マスターブラウズがどうなっているかを確認するのに
参加しているPCの一覧を得るために『ping』を利用する。
利用しているネットワークアドレス全てに『ping』で検索する。
『net_check.bat』に以下のコマンドを記載してセーブして実行。
ping -n 1 192.168.0.1>>log.txt
ping -n 1 192.168.0.2>>log.txt
…
ping -n 1 192.168.0.254>>log.txt
ping -n 1 192.168.0.255>>log.txt
ネットワーク上に存在するPCが確認出来たら次に『nbtstat』で状態を確認。
通常は、こんな感じで表示される。
>>nbtstat -A 192.168.0.202
>
>イーサネット:
>ノード IP アドレス: [192.168.0.237] スコープ ID: []
>
> NetBIOS リモート コンピューター ネーム テーブル
>
> 名前 種類 状態
> ---------------------------------------------
> LOCALHOST <00> 一意 登録済
> LOCALHOST <03> 一意 登録済
> LOCALHOST <20> 一意 登録済
> WORKGROUP <1E> グループ 登録済
> WORKGROUP <00> グループ 登録済
>
> MAC アドレス = 00-00-00-00-00-00
しかし、マスターブラウズだと『..__MSBROWSE__.』との記載がある。
こんな感じ。
>>nbtstat -A 192.168.0.205
>
>イーサネット:
>ノード IP アドレス: [192.168.0.237] スコープ ID: []
>
> NetBIOS リモート コンピューター ネーム テーブル
>
> 名前 種類 状態
> ---------------------------------------------
> CENTOS7 <00> 一意 登録済
> CENTOS7 <03> 一意 登録済
> CENTOS7 <20> 一意 登録済
> ..__MSBROWSE__.<01> グループ 登録済
> WORKGROUP <00> グループ 登録済
> WORKGROUP <1D> 一意 登録済
> WORKGROUP <1E> グループ 登録済
>
> MAC アドレス = 00-00-00-00-00-00
で、このPCのOS名に『CENTOS7』が…
で、『192.168.0.237』が正しくマスターブラウズの機能が行われていないって事。
このPCの再起動でマスターブラウズの機能を別なPCに移せば
正常になる。
このエラーは、参ったね…。
ネットワーク上にウインドウズもマックもリナックスも接続されている…。
そのためのトラブルか?
マジ分からんよ。
一つ賢くなったよ!
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