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2017年12月 8日 (金)

ちょっと『東北旅行』に行ってみた…(旧金子家住宅)

店の後ろから店頭を見た所。

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暖簾の左が『子』と記号。右が金子とある。

左の記号は、曲尺(かねじゃく)と子で『金子』。

曲尺とは、これ。

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大工道具の一つで、柱の直角を測る道具。

形がまんま。

江戸の洒落絵が盛んだったので、この手の記号も直ぐに分かるんだろうな。

端から店の奥に向かって見た所。

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番頭さんの席に火鉢が。

左に二階に行く階段がある。

二階に行くと、かなり面白い。

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土間の上に柱が渡してある。

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女中が増えた時には、ここに板を渡して部屋を追加するそうだ。
つまり、寝床にするのだ。

座敷

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座敷から道路側にある廊下。

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この空間が冷気を断熱するための空間なのかな?

電灯がお洒落だ♪

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しかも、白熱電灯だ。

ここは、店の主人と奥方の寝所。

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この後、店の戸締りの方法など結構色々案内してくれた。

その中で店の戸締りは、外から開ける事ができないなどの説明を聞いた。

ああ、落語での『六尺棒』で息子が父親に開ける様に盛んに言うが
何故店の鍵を開けないのか不思議だった。

閂があるだけで、鍵が無いのか。

店内に人が居なくなる事が無いから確実なセキュリティでは?

しかし、蔵は、中から人が居なくなるから鍵がある。

で、蔵のカギの形が盗みを表す手で示すマークの元になったそうだ。

これの事。

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時代劇で、見かけるジェスチャー。

等々、色々蘊蓄を頂きました♪

最後に屋根の上に水をためる瓶があるそうです。

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いや、今回 案内係員さんが熱く教えてくれて面白かった♪

今回の旅行で一番面白かったかも♪

案内係員さん有難うございます。

つづく

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