ちょっと『東北旅行』に行ってみた…(旧金子家住宅)
店の後ろから店頭を見た所。
暖簾の左が『子』と記号。右が金子とある。
左の記号は、曲尺(かねじゃく)と子で『金子』。
曲尺とは、これ。
大工道具の一つで、柱の直角を測る道具。
形がまんま。
江戸の洒落絵が盛んだったので、この手の記号も直ぐに分かるんだろうな。
端から店の奥に向かって見た所。
番頭さんの席に火鉢が。
左に二階に行く階段がある。
二階に行くと、かなり面白い。
土間の上に柱が渡してある。
女中が増えた時には、ここに板を渡して部屋を追加するそうだ。
つまり、寝床にするのだ。
座敷
座敷から道路側にある廊下。
この空間が冷気を断熱するための空間なのかな?
電灯がお洒落だ♪
しかも、白熱電灯だ。
ここは、店の主人と奥方の寝所。
この後、店の戸締りの方法など結構色々案内してくれた。
その中で店の戸締りは、外から開ける事ができないなどの説明を聞いた。
ああ、落語での『六尺棒』で息子が父親に開ける様に盛んに言うが
何故店の鍵を開けないのか不思議だった。
閂があるだけで、鍵が無いのか。
店内に人が居なくなる事が無いから確実なセキュリティでは?
しかし、蔵は、中から人が居なくなるから鍵がある。
で、蔵のカギの形が盗みを表す手で示すマークの元になったそうだ。
これの事。
時代劇で、見かけるジェスチャー。
等々、色々蘊蓄を頂きました♪
最後に屋根の上に水をためる瓶があるそうです。
いや、今回 案内係員さんが熱く教えてくれて面白かった♪
今回の旅行で一番面白かったかも♪
案内係員さん有難うございます。
つづく
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